しつけと飼い方¦ミニピンのオシッコのしつけ(2) はコメントを受け付けていません
ミニピンにオシッコのしつけを行うには、まずミニピンがオシッコをするタイミングを見極めることが大切です。ミニピンによってオシッコ前の動作がことなります。
メスの場合はくるくる回って臭いを嗅ぎ始めたらオシッコのサインということが多いですが、オスの場合は、臭いをかぐ動作とともにオシッコする位置に平行になるしぐさをすることもあります。
このようにオシッコのサインが出たらすぐにトイレに連れて行ってあげてください。そしてトイレでオシッコができたら褒めてあげることが大切です。このようにトイレでオシッコができたら褒めるということを繰り返すと、トイレだけでオシッコをするようになります。
トイレでオシッコすることを覚えるまでは、できる限りおもらししないようにしつけることが重要です。おもらししてしまうのは、飼い主がオシッコのサインを見逃していることにあります。トイレでオシッコが出来るまではサインを見逃さないようにしてください。
部屋で自由に遊ばさせるのはいいですが、サインを見逃しておもらしさせてしまうのは飼い主の責任ですので、しつけができるまでは十分注意が必要です。また長時間遊ばさせる場合には、30分ほどと時間を決めてトイレに戻してください。
おもらしをしてしまったら、おもらししたところを指さして、ダメと言って叱ります。そしてそのまま遊ばせておくのではなく一度サークルに戻すことです。お尻を叩いたり怒ったりすると恐怖心が植えつけられて、オシッコ自体が悪いことだと間違って覚えてしまいます。そうなると飼い主が見ていない間に物陰に隠れてオシッコをするようになります。
サークルの中のトイレでオシッコができるようになると、今度は自分からトイレに行くようにする必要があります。ミニピンのオシッコのサインを見たら、つれていくのではなく、自分で行くように誘導します。まずはサークルを自由に出入りできるようにしておきます。
そしてオシッコのサインがでたら、オシッコと言いながらトイレを指さします。最初は連れて行ってもいいですが、じょじょに自分で行くようにします。もちろんおもらしをした時には、オシッコを指さして叱ります。なんども繰り返すとオシッコはトイレでするものだと覚えていきます。
そしてトイレは犬用のペットシート部分にするよう囲いを作ってやるかして、外に飛ばないように工夫してください。ミニピンのメスの場合はしゃがんでするため、オシッコは外には飛びにくいですが、オスの場合は、片足を上げてするので、ペットシートを引くだけでは外に飛ぶこともあります。
囲いを作ることでそこがトイレだと覚えますので、トイレの位置を移動しても問題なくオシッコをすることができるのです。
関連:オシッコのしつけ(1)
しつけと飼い方¦ミニピンのオシッコのしつけ(1) はコメントを受け付けていません
ミニピンの子犬であれ成犬であれ、家に来てすぐに覚えさせる必要があるのがオシッコのしつけです。
まずオシッコのしつけを行うにはトイレの場所を決める必要があります。最初はサークルの中にトイレを作る方がいいかと思います。
オシッコのしつけをするうえでもサークル内にトイレがあった方がミニピンも覚えやすくてしつけが早く済みます。
人が見てトイレに見えるものでも、ミニピンは最初どこがトイレか分かりません。その前にオシッコをする物や場所があることを認識していません。
できれば家に来る前のオシッコシートか敷物があれば、オシッコの臭いを付けておいて、そこがオシッコをするところだと認識させます。
オシッコのしつけの基本ですが、トイレでオシッコができれば必ず褒めてあげます。褒めてあげることでオシッコをその場所ですることがいいことなんだと覚えることができるわけです。
サークルの外で遊ばせる時は、オシッコしたのを確認して遊ばせてあげてください。そして30分なり時間がたてば、またサークル内のトイレに戻しオシッコさせてあげてください。
そしてトイレでオシッコができれば褒めてあげてください。これを繰り返すことでオシッコをトイレですることを覚えてきます。
トイレのオシッコシートは汚れたままにせず、いつもきれいな状態で清潔にしておいてください。トイレが汚れていると、ミニピンはトイレ以外でオシッコすることもあります。部屋の中の臭い対策だけでなく、ミニピンのためにも清潔が一番です。ただし最初の内はオシッコシートを取り換える時にはオシッコの臭いを少しだけ付けておいてください。
最近のオシッコシートは吸水性をよくするポリマーなどの化学製品を使用したシートが販売されています。ほとんどの方はこういったオシッコシートを使われていると思います。
しかし新聞紙を使う方もいますので、もともと新聞紙を使ったトイレに慣れたミニピンだと、イタズラでポリマーを使ったオシッコシートを噛んでしまうことがあります。
噛むだけならいいですが、食べてしまっては大変ですので、最初は注意しておいてください。
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