2012年の夏、犬が車の中で熱射病で死亡したことがニュースになりました。この犬は朝の情報番組の中でタレントと一緒に日本中を歩いてまわる人気のマスコット犬だったため、テレビニュースで報道されたのでした。
人間と同じようにミニピンも太陽の日差しに照らされたり、高温の車内に閉じ込められると、最悪の場合死に至るケースもあります。
夏場、ミニピンを車内に残して買い物に行って帰ってきたら手遅れになるケースもよく聞きます。人間の不注意がミニピンの死を招いてしまうことさえあるのです。
ほんのちょっとの時間だからとか、軽い気持ちで車内に置きてきぼりにするのはよくありません。夏場、車の中はクーラーを切るとすぐ高温になります。
オーブントースターの中に大切なミニピンを入れることと同じだという意識で注意してください。
また、夏の日中は道路は非常に高温になります。夕方日が傾いてもまだ熱く、人が裸足で歩くこともできないほど温度があがっています。
そんな状態で散歩に連れていったりすると足の裏をやけどするだけでなく、熱射病になるこおも考えられます。人が立ってあまり暑くないと感じても、ミニピンの顔の高さでは道路の反射熱をまともにうけます。夏の散歩は朝早く涼しいうちに行くことをお勧めします。
万が一日射病や熱射病にかかると、呼吸が乱れ、口から泡を吹き、舌をだらりと伸ばしてグッタリとしてしまいます。この場合は一刻も早く、涼しい場所にうつし、水や氷で体を冷やさなければなりません。家の場合は浴槽に水をはり全身を浸してください。
家から遠い場所だと、コンビニなどで水や氷を手に入れて、それで全身を冷やしましょう。そしてできるだけ早く病院に連れて行きましょう。