ミニピンのケガの処置

ミニピンのけが人間の不注意などでミニピンが思わぬケガに見舞われることがあります。その場合は応急処置をして早めに病院に行って適切な処置をしてもらいましょう。

●擦り傷や切り傷
ケガの状態が軽い場合には、キズのまわりの毛をカットして傷口をよく洗い、所毒液があれば消毒して乾燥させます。

ケガがひどく痛みを伴う場合はミニピンも興奮しているので、飼い主に噛みつくこともあります。その場合、口輪があればいいですが、無い場合には包帯などを口の巻いて手入れを行います。

●出血
出血している場合には、まず止血することが大切です。小さなスリキズ程度であれば出血部分をきれいに水洗いして汚れを落とし、タオルなどで少し圧迫して止血するか様子を見ましょう。

出血の量が多い場合は、出血部分より心臓に近いところの血管を圧迫して止血します。足や尾などの細いところの出血の場合は、心臓に近い部分をひもなどでしばり止血しましょう。

出血がなかなか止まらないようであれば早めに病院へ連れて行って獣医師に見てもらいましょう。

●骨折
足などが折れた場合、折れた個所に添え木を当てて動かないようにしましょう。しかし骨折の場合は非常に痛みを伴いますので、添え木を当てる時に暴れまわって逆に幹部を悪くすることも考えられます。

また痛さのあまり人が体に触れるのを嫌がり噛んだりすることもあるので、注意が必要です。できるだけ幹部が動かないようにして抱えながら病院に連れて行くようにしてください。