ミニピンのしつけの基本は褒ることと叱ることをうまく使い分けて、さまざまなことを教えていくことです。
ミニピンはとてもかしこい犬です。人の言葉を理解し態度を感じ取ってよい事と悪いことを覚えていきます。
いいことをした時や言う事を聞いた時には思いっきり褒めてあげてください。「いい子、いい子」とやさしい声をかけながら体や喉元を撫でたり、じゃれて遊んであげましょう。
オヤツをあげて褒めてあげるのもいいです。オヤツをあげるのを毎回あげるのではなく、3回に一回はあげないようにして、少しづつ食べ物をあげないでも褒めるようにしていきましょう。
ミニピンには褒めることでいいことをしたという事が分かるように教えてあげます。
ミニピンを叱るときは、「ダメ」とか「ノー」とか強く短い言葉で叱るようにします。言葉と態度で叱られたことが分かるようにすることです。
そして叱る言葉は必ず決めましょう。日によって「ダメ」が、「ダメですよ」とか「いけませんよ」などと言葉を変えると、ミニピンは叱られていることが分からなくなります。
叱られていることが判断できる短い言葉を決めて、毅然とした態度で叱るようにしましょう。
叱り方が悪くいつも叱ってばかりでは、ミニピンが委縮してオドオドした態度になり、かくれておもらしするようになります。
また可愛がりすぎて甘やかすと、飼い主のことを聞かなくなりわがままなミニピンになってしまいます。ミニピンのしつけの成否は飼い主の褒め方と叱り方にかかっていると思ってください。