ミニピンが事故にあわないようにしたり、他人に迷惑をかけないようにするには、しつけの中でもオイデを覚えておくことが重要です。
もし散歩中にリードが外れてミニピンが走り出したりするようなことがあった場合、「オイデ」の号令で手元の戻ってくるようにしておけば、道路に飛び出したり、子供を追い掛け回したりすることもなくなります。
スワレ、マテ、オイデの号令ですぐに手元に戻ってくるようになれば、安心して外にもつれて行くことができます。
まず、スワレとマテができた状態でリードの長さまで離れて、自分もかがんでミニピンの目線の位置に合わす要領でオイデと呼んでみてください。もし呼んでも来ない場合は、リードを軽く引いてみてください。手元にきたら必ず褒めてあげましょう。途中で止まったり、よそに行こうとする場合は、再度スワレとマテからはじめてみてください。
リードの長さの位置で来るようになったら、じょじょにリードの長さを伸ばしていきましょう。ミニピンまでの距離がある場合には、オイデと呼んでもなかなか来ない場合があります。その場合でもオイデと言いながらリードをたぐり寄せて手元まで来させましょう。
最後は、リードがない状態でも来るようにしないといけません。リードを外して、スワレとマテで座らせておいて、少し離れたところからオイデといって呼び寄せましょう。リードを外しても必ず手元に来るようになるまで、繰り返しスワレからやり直します。
このスワレ、マテ、オイデを徹底的に教えることで、ミニピンにも他人にも安心・安全な状況を作り出すことができるのです。最低限この3つのしつけだけは子犬のころから覚えさせてください。