ミニピンの噛みぐせを直す

ミニピンの噛み癖ミニピンは子犬の頃、見たもの興味のあるものを噛むことがよくあります。また人の手を軽く噛む「甘噛み」をすることもよくあります。

軽く噛むため痛くないのと自分になつく様子がかわいくて、そのまま噛んだままにしておくこともよくあります。ミニピンの歯はあんがい鋭く、甘噛みでもすこし力が入ると人の皮膚を傷つけることがあります。

甘噛みであっても、それを許していると成犬になって噛み癖につながることもありますので、子犬のうちから人を噛まないようにしつけをしておく必要があります。

子犬のうちは手を噛もうとした時に、ダメといって叱ります。噛むときには必ずダメといって手を引っ込めてしかることを繰り返すことで、人を噛んだらダメなんだということを覚えさせます。

甘噛みをされても、手を引いて逃げるしぐさをしていると、遊んでくれていると勘違いして、何度も甘噛みしてきます。そのため、毅然としたしかりかたで甘噛みを止めてください。

ダメといっても噛むのをやめない時は、両方のほっぺたをつかんできびしくしかることも必要です。

ミニピンも生後6ヶ月を過ぎる頃は歯の生え変わるころです。歯がかゆいのか何かを噛みたくなるようです。この場合は一過性のことなので、噛んでも大丈夫な犬のおもちゃなどを与えておくことです。

噛み癖を直しておくことはお手入れをするうえでも重要です。
歯や爪の手入れの際に体を触られるのをいやがる場合、噛んでくるミニピンもいます。この場合、ひざのうえに仰向けに寝かせ胸やお腹をなでて、体を触られてもいやがらないようにしてください。

そして徐々にいろいろな部分を触っても怒らないようにすることが大切です。怒らないことで噛むことはなくなります。参考 → 手入れ嫌いにならない方法