豆柴(まめしば)

豆柴は日本人と付き合いが長い柴犬の亜種

豆柴

日本人とは昔から、慣れ親しんでいて、初心者には飼いやすい柴犬の一種です。大きさも小さく、買いやすい性格をしています。そんな豆柴の特徴や、飼い慣らし方について説明します。

豆柴の特徴

柴犬と容姿が似ている豆柴ですが、体の大きさは半分以下です。

体高は30~34センチ程度で、体重も5キロ前後しかありません。

これよりも更に小さい小豆柴という種類もありますが、そちらは体重が2~3キロ程度です。

毛色に関しては白、胡麻、黒、赤の4色があり、もっともポピュラーなのが赤色だと言われています。

そんな小さくて愛らしい豆柴ですが、実は正確には柴犬に分類されます。

子犬の頃は小さくても、大きくなれば一般的な柴犬並みに成長することもあるので、いつまでも小さいままだとは限らないと覚えておきましょう。

豆柴の寿命は11年くらいが平均です。

トイプードルなどの小型犬は14年程度生きると言われていますし、柴犬は12~15年が寿命なのでそれに比べると短いという特徴があります。

しかし、飼い方によって寿命は変わるので、しっかりと健康管理を行えば15年以上生きる豆柴もいます。

飼う時のおすすめポイント

豆柴の性格は基本的に柴犬と同じで忠誠心が高く、聡明で活発です。

また人懐っこい性格をしているので、多くの愛犬家たちから人気を集めています。

飼い始めの頃は、まず主従関係を築いていかなければいけません。

飼い主を主人だと認識してくれないと、どんなにしつけをしても従おうとしてくれないからです。

しかし豆柴は元々従順ですし、学習能力も高いので、しつけもスムーズです。

あまり犬を飼った経験がないという人にもうってつけだと言えるでしょう。

トイプードルなどのように毛が長い犬種ではないので、わざわざカットをする必要はありません。

季節によって毛が抜けやすいときがあるため、しっかりブラッシングで整えてあげたり、シャンプーをして清潔感を保つことができるようなケアを定期的に行ってあげることが大切です。

ケアに関して神経質になる必要もないので、初心者には飼いやすい犬種です。